【韓国でアンケート】感情を隠して仕事をしたら、健康に「赤信号」


職場で感情を露骨に表に出す人がどの位いるだろうか。

まだ儒教文化の影響が残っている東洋はもちろん、西洋でもサラリーマンが感情を表すのは容易ではない。

出世と別れを告げるのなら例外だが、そんな人はあまりいないだろう。

市場調査企業のエムブレイントレンドモニターの調査によると、韓国の成人男女のうち、職場で感情を隠そうと努力する人が90%に達している。

19~59歳の男女1000人を対象にしたこの調査で回答者の89.7%が「感情をコントロールできなければ職場生活を長く送ることができない」と答えた。また、回答者の76.5%が職場で感情労働に苦しんでいると吐露した。感情労働をしていると答えた回答者は、男性(69.2%)よりも女性(84.8%)が、年齢別では30~40代(30代80.8%、40代79.2%)が多い方だった。

自分の感情を隠す理由については、「ややもすると問題になる可能性があるから」(30.5%)という回答が最も多かった。

もどかしさ、苛立ち、うんざりする感情、心が乱れて落ち着かない、緊張、面倒くささ、そして心配事を隠して仕事をするので、ストレスは避けられないだろう。

感情労働が与える害悪は精神的ストレスだけでなく、筋肉痛や腰痛を引き起こす。韓国産業安全保健研究院が事務、販売、サービス分野の労働者1万2186人を対象に行った調査で感情を隠して仕事をしている人は、そうでない人より少なくとも10%以上、筋骨格系の症状に悩まされていることが分かった。

性別では男性は50.4%対37.9%、女性は56.5%対45.2%だった。

感情を隠す労働者は暴露者に比べて筋骨格系の症状にかかるリスクが最大で1.48 倍、全身疲労は1.78 倍、頭痛や目の疲労を感じるリスクも1.5 倍高いことが調査されている。

感情を隠せば隠すほど病魔が近づくわけだ。

感情を隠すことが健康に赤信号をともすからといって、ひたすら感情を表に出してはいけない。

これをどうすればいいのだろうか。

世界中で、いまだに猛威を振るう新型コロナウイルスが解答を示しているようでもある。

在宅勤務をしながら感情労働から抜け出したサラリーマンが相当多く出てきている。

実際のSARAMIN の調査で、在宅勤務の経験がある会社員(全体回答者の40.9%)のうち、もどかしさ(24.2%、重複回答)、不便さ(22%)、不安さ(16.9%)、苛立ち(16.4%)が消えたことを経験した人が少なくないことが分かった。
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-10-02 00:00:00