2PMジュノ、「自分とは違うガンドゥ、自分だけの方法で表現した」


俳優は正反対のイメージへの変身を夢見る。2PMジュノはたった2作品でこれに成功し、大衆たちから認められた。

昨年KBS2ドラマ『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』にてジュノが演じたソ・ユルは権力を掴むために不正を黙認し、弱者を苦しめる悪行を犯す悪役だったが、キム・ソンリョン(ナムグン・ミン扮)と出会い、過ちを悔い改めパク・ヒョンド(パク・ヨンギュ扮)を拘束させることに一役買う立体的な人物だった。

これとは違い、最近放送終了した総合編成チャンネルJTBCドラマ『ただ愛する仲』にて、ジュノが演じたイ・ガンドゥは過去にショッピングモール崩壊事故から劇的に生き残るが、肉体的後遺症とトラウマにより苦しみに耐える人物だった。自ら路地裏に自分を閉じ込め、本人よりも唯一の血縁である妹が第一だった。

言うまでもなく苦痛に満ちたイ・ガンドゥを表現するため、ジュノは自らを閉じ込めた。直接その痛みを経験したわけではないため、知人たちとの出会いを控え、日差しを見ずに自分自身を苦しめながらイ・ガンドゥになっていった。

「トラウマがしっかり表現できたかは分かりません。そんなトラウマを持っていらっしゃる方々と会うことができないので、どうすればこのトラウマをしっかり理解し、演技できるか悩むことになりました。結論はただその人物となることでした。部屋に閉じこもり窓の外も見ずに食事もあまりせず。食事をするときには鶏胸肉と卵、ごま油としょうゆをかけて食べました。いつも空腹でいながら僕を苦しめました。そうしながら憂鬱になりつらくなって痩せもしました。僕だけの方法で表現し演技したんだと思います」

これと共にジュノはトラウマよりも強迫、ジンクスがあると明かした。アイドル生活で芸能界に足を踏み入れた彼に完璧を追求し、また俳優に転向した仲間たちにも被害を与えないための礼儀だった。

「完璧に準備できなければ失敗したときのことが想像できます。まず僕自身に堂々とできないのでイライラし、そうしながら来る外部の反応と圧迫感から来ることがあります。演技でいえば歌手として出発した芸能人が俳優活動をするときに俳優を本業にしている方々と歌手と俳優を並行している方々に『被害を及ぼさないか』と想像すると我慢できません。強迫観念が少し強いほうなんです」

前作『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』放送終了インタビューにてジュノは「反対の人物を演じたい」と明かし、偶然のようにイ・ガンドゥと出会った。願っていたことであったため、ジュノはイ・ガンドゥをしっかり表現したい欲が大きくなり、それはプレッシャーよりもときめきとなった。

「台本を4部まで見ました。ゆっくり染み込むという考えになったんです。ドラマが持つ特性とメッセージがとても良くて、また『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』をやってみて運良くメインとして作品ができる機会となったので、僕にとっては良い経験となりました。むしろプレッシャーはありませんでした。次の作品も反対のキャラクターをするんじゃないですかね?実際今回は少し重く疲れた人生を演じたので、僕の人生もストレスを受けたため次に作品をすることになったらリラックスし面白い作品を探してみるとも思います。けれどこれは僕の願いであるだけ。作品がとても良ければ我慢しないと」

徹底して孤立したイ・ガンドゥであったが、おばあさん(ナ・ムニ扮)には特別だった。友情と母性を行き来するガンドゥとおばあさんは互いに無関心なように野暮ったく互いを気遣い、彼らの別れの場面は多くの人々を涙させた。

「ドラマの中でおばあさんの健康が良くないことに気づき、ブランコに座って話を交わす場面があります。涙が出るシーンでもなかったのですが一度で『OK』が出ました。ナ・ムニ先生が相手の内側にあるものを思いもしなかった能力まで引き上げるんです。そんな姿を見ながら『僕もこうならなきゃいけないのに』、『僕も誰かを引き上げて上げられる人間になれれば』という考えになりました。先輩と互いに台詞の練習をしたことも面白かったです。僕を見て『枠にとらわれた演技をしては駄目だ』、『思いもしないことをしないといけない』と話してくださったのですが、そんな言葉が胸に響きました。普段にもそうやって考えていたので驚いたんです」

彼がそれほど愛する『ただ愛する仲』が持つ魅力はどこから来るのだろうか。ジュノは「出発点から来ると考えた」とし「過去を忘れないでいよう」というドラマのメッセージも共にアピールした。

「社会的に悲しいこと、これまでの痛みに対することを忘れずにいようということが僕らのメッセージであり、監督も『ロマンスは添えられたジャンル』だと仰ったんです。そのため僕らのドラマは実際に流れるように観る作品ではないんだと思います。集中して見なければいけないドラマであるため、そんなドラマを最近は探すことができなかったりもし。だから放送局でも積極的に支持してくださり、視聴率についても大きく気を使わず、本当に作品だけをしっかり表現することができました。ドラマを見ながら日々痛快になれるわけではなく、そのためジャンルが存在すると考えます」
  • シックニュース キム・ジヨン記者 / 写真=JYPエンターテイメント | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-02-11 11:00:00