ユンナ、スランプを体験…「RescuE」は生存も問題だった


歌手ユンナは昨年末にニューアルバム『RescuE』を発表した。正規アルバムは5年5ヶ月ぶりだ。最近スランプを体験したユンナは「もう一度歌うことができ、新しいフェイスで仕事ができるようになり嬉しい」と所感を明かした。一人寂しく創作活動をしていた彼女が、プロデュースチームGroovy Roomと出会い作り上げた。

「音楽は私にとって公と私に区分できない領域です。3年ほど前に音楽をすることがとても面白くありませんでした。『歌手』という責任感も大きくて。中間に活動もしましたが、ふらふらとしていたようでした。『RescuE』を作りながら、職業に対する確信がもう一度生じました」

『RescuE』というアルバム名は音楽仲間に対する感謝の気持ちが込められている。60曲にも及ぶ曲を準備する間、気苦労もしたが、共に作業する人々のおかげで新曲をぎっしり詰めたアルバムを発表することができた。

「救助されたという気分からアルバム名を『RescuE』としました。作曲家たちだけでなく、ビデオ監督、写真作家などアルバムのために出会った方々が良い気運をくださいました。『世界には面白いことが多いんだな』と考えるようになりました」

ユンナは「なぜ憂鬱で疲れたのか全然思い出せない」と回想した。2004年に日本でまず最初にデビューした後、翌年に韓国で活動を開始させたユンナの当時の年齢は17歳だった。早くから舞台の上でピアノを弾いて爆発的なパフォーマンスを見せてくれた。10年以上歌を歌ったのだから疲れただろう。

「20代には10代のときに叶えたことを手放さないために相対的にものさしを持って自分を苦しめたように思います。20代に必要なことだと合理化させたんです。30代には少し自己中心的に他の人と比較せずに自分を探求できるミュージシャンになりたいです」

タイトル曲『Parade』は、これまでユンナが見せてくれた物悲しい感性をそのまま盛り込みながらも、音楽的な試みが感じられる曲だ。ヒップホップを土台にした音楽で成果をだしているGroovy Roomと呼吸を合わせたためだった。ユンナとGroovy Roomの特別な縁は『RescuE』に続いた。

「Groovy Roomとは以前のレーベルにいるときから知っていました。彼らによって私が救われたんです。一人孤立しようとするところを簡単に壊して入ってきて新しいことを取り出してくれました。私にとっては奇跡のようなことです」

ユンナはロックバンド構成を中心にした曲を主に歌ってきた。『Parade』はユンナが持つ特色である黒人音楽を連想させるグルービーなラインに乗せた曲だ。シングルではない正規アルバムとして作ったことも意味があった。

「最近音楽市場を考えれば正規アルバムはお金も、人力も、時間もたくさんかかる形態ですよね。非効率的ともいえますが、私にとって『RescuE』がポートフォリオな仕事というよりも生存の問題でした。どうすれば次のことをせねばならないのか計ることができるプロジェクトだったので価値がありました」

ユンナが歌手として自分が持った強みを「音色」だと強調した。「生まれ持った音色だけ打ち出すことがプライドを傷つける部分でもありますが、私の今の位置を知ることも重要でしょう」その秀でた音色をもとにジャンルや作曲家を選ばず調和することはユンナのもっとも大きな武器だった。

自分がもったことと足りないことを正確に掘り下げようとする努力は明日のためだった。つらい時期を過ごしているユンナはラジオDJやミュージカルも休まずやりたいという願いを見せた。しばし休んだ日を背に、より近くでファンと出会うことを願った。

「今年は最大限体力が許す限り面白いことをたくさん起こそうと思います。可能であればラジオももう一度したいです。演技もずっとしていませんが、オーディションを受けて回る計画もあります。どんな作業であれ、迷惑のかからない範囲で出来るときに挑戦したいです」
  • スタートゥデイ ハン・イング記者 / 写真=C9エンターテイメント
  • 入力 2018-02-04 07:01:04