SKイノベーション「バッテリー受注残高220兆」公表



SKイノベーション(SK Innovation)は潤滑油事業の好転に力を得て、第3四半期に営業利益6185億ウォンを記録した。電気自動車用バッテリー部門(SKオンに分社)はまだ赤字営業だが、同社側は受注物量が220兆ウォン規模に達すると公開し、来年にはバッテリー部門も黒字転換する可能性を強く示唆した。

29日、SKイノベーションは第3四半期の暫定実績公示を通じて、今年第3四半期の売上高と営業利益はそれぞれ12兆3005億ウォンと6185億ウォンを記録したと明らかにした。売上高は前年同期比で48.1%増加した。

潤滑油部門の営業利益は3293億ウォンで、四半期利益では最高の実績を記録し、SKイノベーションの営業利益全体の53%を占めた。市況改善によるマージンの増加と、米国・欧州などで販売量が増えた点が実績好転の背景だ。

この日開かれたSKイノベーションの第3四半期実績カンファレンスコールでは、電気自動車用バッテリーの受注物量が具体的に公開されて注目を集めた。ユン・ヒョンジョSKイノベーションバッテリー企画室長(副社長)は「現在、受注物量は最近フォードとの合弁会社設立の効果で1.6テラワットアワー(TWh)水準」だとし、「金額に換算すれば220兆ウォンに達する」と明らかにした。

去る第3四半期のバッテリー事業の売上高は8168億ウォンで、第2四半期に続いて持続的な成長傾向を見せた。 SKイノベーションの実績資料によると、今年の第1四半期と第2四半期のバッテリー事業の売上高はそれぞれ5263億ウォンと6302億ウォンだった。ただし研究開発費などの費用増加の影響で、今年第3四半期の営業利益は987億ウォンの赤字を記録した。

SKイノベーションは今年のバッテリー事業で、累積売上高3兆ウォンを予想すると明らかにした。来年には米国第1工場と欧州第2工場など海外で量産を始め、売上げは6兆ウォンのなかばをにらんでいるという目標値も提示した。

石油事業部門の営業利益はマージン改善に支えられ、前四半期比で575億ウォン増加した2906億ウォンを記録した。一方、化学事業では原油価格の上昇にともなう動力費増加の影響などで、営業利益(844億ウォン)が前四半期比で835億ウォン減少した。
  • 毎日経済 | イ・チュクポク記者
  • 入力 2021-10-29 19:06:21