トップ > 数字経済 > マーケティング > 「甘さ・しょっぱさ」を減らす…無糖・低ナトリウム製品が続々とリリース

「甘さ・しょっぱさ」を減らす…無糖・低ナトリウム製品が続々とリリース


  • 「甘さ・しょっぱさ」を減らす…無糖・低ナトリウム製品が続々とリリース
食飲料企業らが砂糖を減らすのに苦心するなか、甘さを最小化した無糖製品を多様に披露している。

毎日豆乳99.89は、豆乳液99.89%を含有して豆乳液そのままの味を生かした製品で、砂糖を一切入れていないため既存の豆乳の甘さが負担だった消費者に推薦する。砂糖を添加していないが、豆乳本来の味を実現した。豆乳液のほかに添加物がなく、一般消費者が好むだけでなくタンパク質が必要な妊婦も安心して楽しむことができる。

毎日乳業の関係者は「砂糖の問題点が浮上し、消費者らが最近3年間で35%ほどの砂糖消費量を減らしている状況に合わせ、砂糖0%製品の発売が続いている」とし、「無糖飲料は、最初には多少うすいと感じることがあるが、口当たりが慣れてくるとむしろ原材料本来の味を感じることができる」と話した。

「アーモンドブリーズアンスイート」も砂糖0%の植物性飲料で、100%カリフォルニア産のプレミアムアーモンドを使用した。日本やオーストラリアなどの海外では牛乳のように飲むことができ、アーモンドミルクとも呼ばれている。この製品はカルシウムとビタミンEなどのスーパーフードアーモンドの栄養がそのまま含まれており、普通の牛乳に比べて3分の1に過ぎない35キロカロリーという低カロリー(190ミリリットル基準)で健康的な食事を追求する若い女性らの間で人気が高い。

ロッテ七星飲料のセイロンティーは最近、無糖である「セイロンティー コールドブリューブラックティー」を発売した。世界3大紅茶の一つであるスリランカ紅茶葉を使用し、既存の製品に比べて紅茶葉の含有量を2.5倍高めて深い味を楽しむことができる。また、お湯ではなく常温の水を利用して抽出する浸出式コールドブリュー工法で作られ、紅茶本来の豊かな風味や香りは生かして茶特有の渋さを減らしたのが特徴だ。

ハム、チキンなどナトリウムの含有量が高いことが知られている食品も、続々とナトリウム含有量を大幅に下げている。オルガホールフーズの「オルガ純ハム」は、厳選した国産無抗生物質豚肉を使用して製品の豚肉含量(94.31%)を高め、肉質を生かして豚肉固有の肉汁がよく調和したプレミアム缶ハムだ。

コンビニもナトリウム削減に乗り出した。ミニストップはナトリウムを大幅に減らした「野菜たっぷりハムサンド」を発売した。ナトリウムの含有量が613ミリグラムで、サンドイッチナトリウムの比較表示制基準(730ミリグラム)に比べて約84%水準である低ナトリウムサンドイッチだ。

ハム、チーズ、レタス、トマト、キュウリスライスにハニーマスタードソースを添えて野菜のサクサクな食感と新鮮な味を感じることができる。

CUはペク・ジョンウォンの「ハンパン弁当」「ピリ辛焼肉弁当」などのお弁当2種のソースを変え、ジャン類の量を調節するなどナトリウム含有量を従来比で20%低減化した。セブンイレブンは「ヘリの7おかず弁当」「鶏すきチキンチキン弁当」「キムチ豚肉丼」など弁当商品10種のナトリウム低減キャンペーンに参加するとともに、サンドイッチ7種とハンバーガー11種も比較標準値に比べて最大60%までナトリウムを減らした。このほか、全国のコンビニ3万5000か所でナトリウムを減らした家庭簡便食を見つけることができ、各メーカーのホームページなどでも様々な情報を確認することができる。
  • 毎日経済 キム・ビョンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-23 09:00:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア